読書アプリの話
理想の読書アプリを探し求めて幾星霜。もっと快適なアプリはないものか。
※読書アプリ(読書記録アプリ、読書管理アプリとも呼ばれる)とは、読んだ本の感想を書いたり、WEB上にマイ本棚を作り上げたりする機能を持つアプリのこと。
いくつか試しに使ってみたところ、自分がどんなアプリを求めているのかが見えてきた。
必要な機能
- 感想を保存する
- メモを保存する
- 複数のリスト(読んだ・読みたい)を作成する
感想は書き留めておかないと、読んでどう思ったのか忘れてしまうので必須機能だ。また、本は図書館で借りたり、売ったりして手元に残らない場合が多いため、いいことが書いてあったら内容をメモしておきたい。読んだリストと読みたいリストは作っておかないと本の存在自体を忘れてしまうから、これも絶対必要。
必要でない、むしろない方がよい機能
読書アプリにおけるコミュニティ要素としては、他人の感想にイイネをつけたり、コメントしたりする機能が挙げられる。これは他人の行動が気になってストレスになるのでよくない。細かすぎるリストも運用が煩雑になるので不要だ。
※個人の感想です。
これらの要件を全て踏まえると、現状の最適解は「ビブリア」というところに落ち着いている。
ブクログや読書メーターがWEBサービスであるのに対し、こちらのビブリアはローカルで完結している完全一人用アプリだ。そのため、コミュニティ機能はない。感想文もインターネット上に公開されないので、作文の出来栄えを気にしなくていいし、見知らぬ誰かを意図せず傷つける心配もない。
読んだリストと読みたいリストの2つしかない点も潔い。読みたいリストに本を登録しておき、読み終わったら感想を書いて、読んだリストに移動すればオッケーだ。
シンプルで必要十分な機能があるステキなアプリだと思う。マスコットのじいさんもかわいい。
マスコットのじいさん
しかし人間の欲は尽きないのであった。
「読みたいリストのその後」、つまり読みたい本を調達するのが人力作業なのだ。せっかくデータを作ったのに、その先のオペレーションが人力だなんてもったいない。というかすごく面倒臭い。
なので調達の作業を肩代わりしてほしい。ちなみにルールはこうだ。
- 本の入手先は図書館、古本屋、書店(紙 or kindleストア)。
- おかねを節約したいので、基本的な優先順位は図書館>古本屋>書店。
- 新しい本の場合は、古本屋を候補から外す。(初動に貢献した方がよいのと、古本のメリットが小さいから)
- 図書館に取り扱いがあっても、3人以上待ちがある場合は次の優先度の候補を採用する。
- 古本屋の場合、定価に商品の状態に応じた係数をかけて、送料込みの価格がそれを超えない場合は採用する。
- 状態が悪すぎる古本は対象外とする。(書き込み、汚れ、水濡れ、破れ)
- ページ数が500p以上、または大判の本は図書館の判定を行わない。(2週間で読みきれないし、重くて運ぶのが大変だから)
- センシティブなタイトルや表紙の本は図書館の判定を行わない。(受け取るとき恥ずかしいから)
- 紙よりkindleの方が定価より50%以下の価格であればkindleを優先する。
- ページ数が500p以上の場合は紙よりkindleを優先する。
まだあるけど、もういいや。
でもね、SF的な世界によくいるアンドロイドの執事だったら、こういう気遣いをしてくれた上で「旦那様、本は書斎にご用意しておきましたよ」ってやってくれるわけでしょう。そういうものを求めているんです。
何の話だっけ…?
とにかく、ビブリアはおすすめですよ!他にもいい読書アプリがあったら試したいので教えてください。
おわり。